2007年12月1日
オーシマさんとミュージカル観劇。浜松町の四季劇場[秋]で『ウェストサイド物語』を見た。
12時半開場なので、12時15分に着くための電車の時刻を携帯サイトで調べた。古淵11時4分の横浜線に乗れば間に合う事が分かった。しっかりと昼食をとっているヒマもないので、昼食は東神奈川駅のホームの立ち食い蕎麦で済ますことにした。そう、JCSのエルサレム版を見たときのように。
立ち食い蕎麦を食べている時間を考えて11時4分よりも1本ぐらい早い横浜線に乗ろうと思っていたのだが、出かけるまでにちょっとブログをいじろうとパソコンの電源を入れたら、結局家を出たのは11時4分の電車に乗る時刻になってしまった。
出掛けに腕時計をはめようと手に取ったら、また針が止まっていた。もうこの腕時計は分解掃除にでも出さないとだめのようだ。
横浜線に乗ったとオーシマさんにメールを入れた。そうしたら、オーシマさんからは返事が来ないで、ハッシーからメールが入った。ハッシーのところに、辛島美登里のコンサートチケットが届いたとの事。チケットをどう手渡すかとの相談だった。コンサートは14日の金曜日。9日の日曜日のランチでもハッシーと一緒にすることにして、そのときにチケットを受け取ろうかと提案。そんなメールを出しているうちに、オーシマさんからもメールの返信が入った。観劇後、汐留で夕食はどうかと考えているとの内容。「劇場は汐留ではなくて浜松町だよ」と返信。ハッシーとオーシマさんと交互にメールが入って来て、同時進行で双方の相手をしていた。
メールの交信で、オーシマさんもほぼ同時刻に浜松町に着いた事が分かったので、浜松町駅の改札で落ち合った。オーシマさんは新宿でWiiFitを買って来たと言っていた。今日発売だったのだそうだ。荷物は新宿のコインロッカーに置いて来たと言っていた。
オーシマさんは黒のコートを羽織っていた。自分は今日はコートなしで出てきた。いつも会社に着て行っている、あのくたびれたコートしかなく、ミュージカルを観に行くのにみすぼらしい格好は避けたかったのでコートを着ていかなかった。都合よく今日は、丸首セーターにジャケットでも寒くない程度の陽気だった。コートは、クロークに預けたほうが良いだろうと、クロークの場所を教えた。前回JCSを観に行った時に、クロークがどこにあったか記憶にあったので。オーシマさんはクロークのある会場は初めてのようで、「こんなモノがあるのですね」と感心していた。席は1階上手側、真ん中よりも後ろの席だった。(1階18列26番)顔は識別できるし、表情も分からなくない距離だった。自分達の左隣は、老夫婦だった。今日の客席は全体的に年齢層が高そうだった。いつものミュージカル会場の雰囲気とは少し違い、若い女性が目立たなかった。中高年が多かった気がする。
オーシマさんはミュージカル初体験で、色々見てみたいというので、開演前にホールの中を歩き回ってオーケストラピットや、子供づれの席、傾斜の急な2階席など見て歩いた。
この観劇を前にウェストサイドストーリーのDVDを買ったのだが、結局DVDは見ないまま劇場に来てしまった。結果的に、それは良かったようだ。だいたいのストーリーは覚えているものの、細部は忘れているので、新鮮に見る事が出来た。ポスターなどで印象的な、若者が足を高くあげて踊っている姿が、舞台上で再現されていた。見せ所のひとつだろうが、キレイに決まっていた。
トニー役の俳優の声質が硬く、ラブソングには不適だった。もっと甘い声の出せる俳優が欲しかったところだ。
名曲「マリア」も、今日の俳優の声では70点と言ったところか。マリアを演じた女優は背が小さく、幼さを強調していた。「トゥナイト」のトニーとマリアのデュエットも、声が硬くてハーモニーが溶け合わない感じ。今日の配役は、歌よりもダンス重視だったのか? 楽しみにしていた曲「アメリカ」は、まぁまぁか。日本語歌詞を聴いて、改めてこんなことを歌っていたのだっけと、新鮮な印象も。カッコ良い曲で楽しみにしていた「クール」は、イマイチ。声をひそめて、はやる気持ちを抑える歌が、声をひそめた歌い方になっていなかった。これは残念。ジェット団、シャーク団、とトニー、マリアの4重唱になる「トゥナイト」は、文句なしに最高だった。ミュージカルを聞きに来て、この手のトリオ、カルテットがなければつまらない。1幕で決闘のシーンまで来てしまった。リフとベルナルドが殺されたところで1幕終了。
1幕終了してオーシマさんの感想を聞くと、とても楽しんだ様で安心した。オーシマさん自身も言っていたが初心者には入りやすい演目だったかもしれない。ストーリーも明快であったし、ダンスも歌もほどよく見所、聞き所が詰まっている。
2幕は「I feel pretty」から始まった。決闘で死人が出たところまで1幕で終わっているので、2幕のエピソードはあとわずかである。最後の悲劇に向かって物語りはなだれ込む。
大団円、トニーが撃たれて死んでからは、涙をこらえるのに苦労した。苦労の甲斐なくあふれ出た涙を、メガネをはずして指で拭ぐわなければならなかった。
名作の力は凄かった。素晴らしいミュージカルだった。となりでオーシマさんが感激してくれたおかげで、こちらも満足感が増したのかもしれない。
ひとつ発見したのは、シャーク団のプエルトリコ出身者がみな色黒にメイクしていたことだ。今までウェストサイドストーリーの映画を見ていて、プエルトリコ人を黒人だとは思わなかった。そのような人種差別的現状を批判的に描くことも、この物語のテーマの中にあったのだろうか。帰宅して、映画のウェストサイドストーリーのDVDを見たが、トニーも色黒だった。トニーの色黒は、人種を示すのではなく、下層労働者の日焼けをした色黒なのかもしれないが……。
劇団四季のカーテンコールは、決まりきった動作をするロボットのよう。舞台が終わった熱気や役者の興奮が少しも伝わってこない。たぶん毎回同じ回数同じお辞儀をしているのだろうと思うカーテンコールだった。
オーシマさんとふたり、舞台の興奮冷めやらぬ気持ちでホールを出た。
夕食は新宿のアマポーラに行く事にして、山手線で東京駅に出た。中央線のホームで、電車の席に座りたくて1本見送って次の電車を待ったのだが、結局自分ひとりしか座れなかった。
アマポーラに着いて、まだ4時半。入店時に、今日は一組2時間までとさせてもらっていますと言われた。男性2名で酒を飲んで長居をすると思ったのか。自分が酒を飲まなかったせいか、オーシマさんも飲み物は要らないと言って注文しなかった。
オーシマさんのおごりで、一番高い「シェフにおまかせコース」を注文。
前菜、スープ、魚料理(海老と帆立だった)、肉料理(ステーキ)、そしてパエリア。食後にデザートとコーヒー。パンもパクパク食べて何個もおかわりを置いてもらった。
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パンにオリーブオイルが出てきたのだが、オーシマさん、オリーブオイルで食べるパンは初体験だったようで、どうやって食べるのかと聞いてきた。それで、自分も女性とホテルのイタリアンレストランに入り、オリーブオイルの使い方を知らなくて、一緒に行った女性がギャルソンに聞いてくれて初めてオリーブオイルをパンにつけて食べることを知ったエピソードを披露した。
店を出て、小田急線の改札前でオーシマさんと別れた。携帯サイトをアクセスして、6時40分のロマンスカーの特急券が取れた。久しぶりで、ひとりでロマンスカーに乗り、知らない人と隣り合わせて座った。
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