『ダンス オブ ヴァンパイア』 山口祐一郎 石川禅 大塚ちひろ 浦井健治 帝国劇場
今日から私はお盆休み。家内は今年はカレンダ通りの出勤のため、私ひとりで家で留守番になりそうなのです。それで、今日は「おひとり様」で帝劇へ行ってきました。
去年も、家内がお盆休みに帰省している間に、「おひとり様」で「ミス・サイゴン」を観てきました。それを思い出して、今年もひとりでミュージカルを観て来ようと、少し前にチケットを買っておきました。
『ダンス オブ ヴァンパイア』のホームページにも告知がある通り、今日は「お盆スペシャル」で観客全員に会場に入るところで『ダンス オブ ヴァンパイア』のうちわ
が配られました。先日『ダンス オブ ヴァンパイア』を観劇した時にプログラムを買った人におまけで付いてきたうちわと同じでしたけど。
ダブルキャストの今日の配役はサラが大塚ちひろ、アルフレートは浦井健治でした。この組み合わせの方が、前回の知念里奈、泉見洋平の組み合わせよりも私にとっては好みに合うというかベストの組み合わせと思っていました。「土曜日のマチネ」を優先条件にチケットをとったところ、大塚ちひろ、浦井健治の組み合わせのチケットが取れずに8月1日のマチネで妥協したのでした。そのため、今日こそは大塚ちひろ、浦井健治の組み合わせを選んでの観劇です。
大塚ちひろは外見のかわいらしさも魅力的でしたが、その歌声も十分に素晴らしい歌でした。知念里奈は、どちらかと言うとキンキンと高域が硬く感じましたが、今日の大塚ちひろは高域もしっとりと心地よい声に聞こえます。音域の違いだけかもしれませんが、高域も低域も余裕のある歌声で安心して聞くことが出来ます。
浦井健治の歌声も、いつも通りの私の好きな声でした。聞いていて心地よいです。フォルテを歌っても無駄に力むことがありません。余裕があります。サラとのデュエットでもとてもきれいな声でした。音楽的には文句なく素晴らしい浦井健治のアルフレートでしたが、アルフレートの頼りないキャラクターを演じては泉見洋平の方が上手かったように思います。浦井健治は、それほど頼りなく見えません。サラに振り回されてしまう、気弱なキャラクターがうまく出ていなかったように感じました。
今日の席はL列42番でした。前回のK列14・15番よりは1列後ろになるわけですが、今日は前の席の頭が邪魔になることもなく舞台がよく見えて、前回よりかなり良い席に感じました。
2回目の観劇で前回見落としていたところも良く見えました。
1幕のバンパイア・ダンサーズが踊るところ、サラとサラの化身(代役?)が入れ替わる瞬間が今日は分かりました。前回見たときは入れ替わったのに気がつかなくて、「知念里奈がずいぶんとダンスがうまいなぁ……」と思って見ていました。休憩時間にプログラムを読んで「サラの化身」役が居ることを知り代役が踊っていたことに気が付いた次第です。今日はオペラグラスで踊っている化身の顔を見て、「確かに別人だ」と確認しました!
サラのはだかのシーン、今日は良く見えました。ずいぶんと大胆に腰のあたりまではだかの背中を見せていましたが、あれはどうなっているのでしょうねぇ……。
山口祐一郎は、今日も「力強い」声を出していました。のどに力こぶが出来そうなほど、のどを締めて歌っている歌声は、私は好きではありません。前回観たときも思いましたが、やさしく猫なで声で歌う歌声にも、嫌らしさしか感じません。聞く人によっては、あれを甘い愛のささやきに聞こえるのだろうと思いますが、私にはとても高貴な伯爵の言葉とは感じられません。しかしそんな風に「好きじゃない」とけなしながらも好んで山口祐一郎を観に行く私は、ずいぶんと屈折した性格の持ち主かもしれませんね。
石川禅のアプロンシウス教授は、何でもこなすプロの「技」を観た思いがします。初演の市村正親の正確なコピーのようなアプロンシウス教授は、素晴らしいです。どんな役でも演じられるという技量の大きさを感じます。でも、コメディアンとしての余裕がない。台本通りにやっていても、まるでアドリブであるかのような演技がコメディには必要なのではないかと、(素人が生意気言いますが)思ってしまいます。
吉野圭吾のお風呂のシーン。今日も笑いました。今日は2度めで、先を知っているので、風呂場から聞こえてくる歌声が聞こえてきたところから笑ってしまいました。前回観た時はシャワーカーテンを開けると「ウサギの耳」を手でつくっていたヘルベルトでしたが、今日は普通に出てきました。前回のウサギの耳はアドリブだったのですね。
前回の観劇では、その存在を知らずに見逃してしまった『クコール劇場』! 今日は休憩時間になってもすぐには席を立たず、しっかりクコール劇場を観てきました。今日は、お盆スペシャルで観客に配られたうちわを皆に挙げさせて記念撮影! 自身のブログに載せると言っていました。
普通のカーテンコールが終わり、一段落したところでクコールから挨拶がありました。そしてヘルベルトの踊りの指導。今日はお盆スペシャルで、振りが盆踊り風に(?)変えられました。
カーテンコールの終わりの方で、山口祐一郎が客席に下りてきて、ぐるっと一周通路を歩きました。歩いている間、通路側の客と次々とハイタッチをしていました。
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