今年3回目の『レ・ミゼラブル』を観て来ました。そして、今年最後の『レ・ミゼラブル』観劇。今日で私の『レ・ミゼラブル』観劇予定は最後です。
今日のジャンバルジャンは橋本さとし。これで、今年も今井清隆を除いた3人のジャンバルジャンを観たことになりました。2007年も別所哲也、山口祐一郎、橋本さとしの3人を観ていて、いまのところ今井清隆は一度も観ていないのです。来年こそは今井清隆バルジャンを観てみたいもので……。
先々週、10月31日に観た配役と今日の配役はだいぶダブっていて、ジャベールとマリウスとアンジョルラスが31日に観たときと同じ岡幸二郎、泉見洋平、坂元健児。
岡幸二郎のジャベールは前回観た時とはまた少し歌い方が変わっていて、毎回、日々工夫されていることがうかがえました。冒頭のバルジャン「自由なのか?」ジャベール「違う!」ところ、今日は「違う!」の語気が前回よりも強かったです。『レ・ミゼラブル (赤) 』のCDを長く聞いていたので、ここの「違う!」と言うのは語気強く言う方が聞きなれていて私は好きです。
橋本さとしバルジャン。どちらかというとちゃんとメロディーに乗せて歌っていたように感じました。美声のよい歌声です。メロディーに乗せずにしゃべるように語るセリフは少なかったような気がします。一部高音がつらそうなところもありましたが、どうでしょうか。男性の私が聞いても惚れ惚れする歌声でした。
31日の別所哲也も今年はバルジャンの声を老けた声につくってはいませんでしたが、橋本さとしは青年……壮年というのか、力強い声は「年寄り」では無かったです。もともと力持ちの屈強な男なので、そのような力みなぎる感じも、あながち間違いではないのでしょう。
ファンティーヌ今井麻緒子は、初めて見ました。音をのばすとビブラートがかかるのが面白かった(?!)です。普通に歌えないのでしょうか。歌は表情豊かでとても上手でしたが。
笹本玲奈エポニーヌ。汚れ顔のメイクのせいか、また今日は雰囲気が変わっていました。別人かと思うほど雰囲気が違うので、休憩時間にもう一度ロビーのキャスト表でエポニーヌの配役を確認したほどです。
アンジョルラス坂元健児の発声もだいぶ聞きなれて、以前ほど耳障りに聞こえなくなってきました。私はアンジョルラスの革命理論が青二才の机上の空論であったがために、多くの若者を死に追いやったのであって、一番の「戦犯」だと思うのです。しかし、坂元健児のアンジョルラスは、どこか地に足が付いているしっかりした革命家の雰囲気があって、蜂起の失敗もアンジョルラスの力量のせいだけではないと思わされてしまいます。
泉見洋平マリウス。「カフェソング」では前回観たときほど大泣きはしていませんでした。泉見洋平の少年ぽい、子供っぽいマリウスが好きです。
菊地美香コゼット。声も良く出ていて歌もそこそこ上手で、文句をつけるところがありません。私のイメージどおりのコゼットを演じています。前公演からの続投組なので、演技にも余裕があるのでしょうか。
カーテンコールでは、田中利花がはじけていました。わざと舞台に出てくるときに転んでみたり、舞台に投げ入れられたブーケを他の役者を押しのけてたくさん独り占めしたりと、おどけた所作で観客を笑わせていました。皆が舞台から下がっても最後まで舞台中央に居残り、バルジャンとテナルディエに舞台から引きずり出されるボケぶりで笑わせていました。
| 今日の出演者 |
|---|
| ジャンバルジャン | 橋本さとし | | グランテール | 松村曜生 | |
| ジャベール | 岡幸二郎 | | クールフェラック | 清水裕明 | |
| エポニーヌ | 笹本玲奈 | | ジョリ | 横田裕市 | |
| ファンテーヌ | 今井麻緒子 | | コンブフェール | 菊地まさはる | |
コゼット | 菊地美香 | | フイイ | 鎌田誠樹 | |
| マリウス | 泉見洋平 | | レーグル | 中井智彦 | |
| テナルディエ | 駒田一 | | バベ | 丹宗立峰 | |
| テナルディエの妻 | 田中利花 | | ブリジョン | 佐嶋宣美 | |
| アンジョルラス | 坂元健児 | | プルベール | 野島直人 | |
| リトルコゼット | 古口貴子 | | モンパルナス | 赤座浩彦 | |
| リトルエポニーヌ | 川中愛生 | | クラクスー | 梶雅人 | |
| ガブローシュ | 春口凌芽 | | 買い入れ屋 | 荒井小夜子 | |
 | マテロット | 折井理子 | |
| ファクトリーガール | 浅野実奈子 | |
| ジベロット | 深野琴美 | |
| マダム | 井上珠美 | |
| 少年・1 | 穂積由香 | |
| 少年・2 | 稲田みづ紀 | |
| かつら屋 | 本田育代 | |
|
最近のコメント