♪・レ・ミゼラブル

2009年11月14日 (土)

『レ・ミゼラブル』 橋本さとし 岡幸二郎 笹本玲奈 菊地美香 泉見洋平 帝国劇場

 今年3回目の『レ・ミゼラブル』を観て来ました。そして、今年最後の『レ・ミゼラブル』観劇。今日で私の『レ・ミゼラブル』観劇予定は最後です。
 今日のジャンバルジャンは橋本さとし。これで、今年も今井清隆を除いた3人のジャンバルジャンを観たことになりました。2007年も別所哲也、山口祐一郎、橋本さとしの3人を観ていて、いまのところ今井清隆は一度も観ていないのです。来年こそは今井清隆バルジャンを観てみたいもので……。
 先々週、10月31日に観た配役と今日の配役はだいぶダブっていて、ジャベールとマリウスとアンジョルラスが31日に観たときと同じ岡幸二郎、泉見洋平、坂元健児。
 岡幸二郎のジャベールは前回観た時とはまた少し歌い方が変わっていて、毎回、日々工夫されていることがうかがえました。冒頭のバルジャン「自由なのか?」ジャベール「違う!」ところ、今日は「違う!」の語気が前回よりも強かったです。『レ・ミゼラブル (赤) 』のCDを長く聞いていたので、ここの「違う!」と言うのは語気強く言う方が聞きなれていて私は好きです。
 橋本さとしバルジャン。どちらかというとちゃんとメロディーに乗せて歌っていたように感じました。美声のよい歌声です。メロディーに乗せずにしゃべるように語るセリフは少なかったような気がします。一部高音がつらそうなところもありましたが、どうでしょうか。男性の私が聞いても惚れ惚れする歌声でした。
 31日の別所哲也も今年はバルジャンの声を老けた声につくってはいませんでしたが、橋本さとしは青年……壮年というのか、力強い声は「年寄り」では無かったです。もともと力持ちの屈強な男なので、そのような力みなぎる感じも、あながち間違いではないのでしょう。
 ファンティーヌ今井麻緒子は、初めて見ました。音をのばすとビブラートがかかるのが面白かった(?!)です。普通に歌えないのでしょうか。歌は表情豊かでとても上手でしたが。
 笹本玲奈エポニーヌ。汚れ顔のメイクのせいか、また今日は雰囲気が変わっていました。別人かと思うほど雰囲気が違うので、休憩時間にもう一度ロビーのキャスト表でエポニーヌの配役を確認したほどです。
 アンジョルラス坂元健児の発声もだいぶ聞きなれて、以前ほど耳障りに聞こえなくなってきました。私はアンジョルラスの革命理論が青二才の机上の空論であったがために、多くの若者を死に追いやったのであって、一番の「戦犯」だと思うのです。しかし、坂元健児のアンジョルラスは、どこか地に足が付いているしっかりした革命家の雰囲気があって、蜂起の失敗もアンジョルラスの力量のせいだけではないと思わされてしまいます。
 泉見洋平マリウス。「カフェソング」では前回観たときほど大泣きはしていませんでした。泉見洋平の少年ぽい、子供っぽいマリウスが好きです。
 菊地美香コゼット。声も良く出ていて歌もそこそこ上手で、文句をつけるところがありません。私のイメージどおりのコゼットを演じています。前公演からの続投組なので、演技にも余裕があるのでしょうか。
 カーテンコールでは、田中利花がはじけていました。わざと舞台に出てくるときに転んでみたり、舞台に投げ入れられたブーケを他の役者を押しのけてたくさん独り占めしたりと、おどけた所作で観客を笑わせていました。皆が舞台から下がっても最後まで舞台中央に居残り、バルジャンとテナルディエに舞台から引きずり出されるボケぶりで笑わせていました。


今日の出演者
ジャンバルジャン橋本さとし グランテール松村曜生 
ジャベール岡幸二郎クールフェラック清水裕明
エポニーヌ笹本玲奈 ジョリ横田裕市 
ファンテーヌ今井麻緒子コンブフェール菊地まさはる 
コゼット菊地美香 フイイ鎌田誠樹
マリウス泉見洋平 レーグル中井智彦
テナルディエ駒田一バベ丹宗立峰 
テナルディエの妻田中利花ブリジョン佐嶋宣美
アンジョルラス坂元健児プルベール野島直人
リトルコゼット古口貴子 モンパルナス赤座浩彦
リトルエポニーヌ川中愛生 クラクスー梶雅人
ガブローシュ 春口凌芽 買い入れ屋荒井小夜子 
本日の出演者マテロット折井理子
ファクトリーガール浅野実奈子
ジベロット深野琴美
マダム井上珠美
少年・1穂積由香
少年・2稲田みづ紀 
かつら屋本田育代

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2009年10月31日 (土)

『レ・ミゼラブル』 別所哲也 岡幸二郎 坂本真綾 神田沙也加 泉見洋平 帝国劇場

 今年2回目の『レ・ミゼラブル』を観てきました。10月31日のソワレを観ました。
 今日のジャンバルジャンは別所哲也2006年の『レ・ミゼラブル』でも、2007年の『レ・ミゼラブル』でも別所哲也のジャンバルジャンを見ました。別所哲也のジャンバルジャンは一番のお気に入りのバルジャンです。ジャンバルジャンを老けた声で演じているところが、別所哲也を大きく評価しているゆえんなのですが、今日の別所哲也のバルジャンは、過去見たバルジャンほど老けた役作りになっていなかったように感じました。特にパリに出てくるまでのバルジャンは、それほど老けた声を出していませんでした。別所哲也の役作りの解釈が少し変わったのかもしれないと想像しました。
 今日のマリウス、泉見洋平は感情を大きく表現していたようです。「カフェソング」では大泣きの演技をしました。ここまで泣いたマリウスは初めて見たように思います。
 泉見洋平と言えば、8月に観た『ダンス・オブ・ヴァンパイヤ』以来です。奇しくも今夜のテナルディエは『ダンス・オブ・ヴァンパイヤ』でシャガールを演じた安崎求でした。
 安崎求のテナルディエは、コメディアン的な演技の中にも、根っからの悪者であるダークな部分が現れているようで秀逸でした。
 今日のコゼットは神田沙也加でした。神田沙也加のコゼットは今日が初めて見ます。ミュージカルでの神田沙也加としては『ウーマン・イン・ホワイト』で観ていましたが、コゼットを演じる神田沙也加は初めて観ました。一幕、ファルセット気味の歌声が多く、音域が合わないのかと思いました。しかし二幕になって、曲の音域が合うようになったか、良い声が出るようになっていました(と感じました)。終盤、結婚式のキスシーンをオペラグラスで表情をうかがって見ましたが、とても嬉しそうな表情をつくり幸せそうな花嫁でした。大団円のジャンバルジャンの最期では、神田沙也加コゼットは声をあげて泣いていました。泣き声をあげてバルジャンの死を悲しんだコゼットは、自分の記憶では今夜のコゼットが初めてです。
 子役を酷評するのは気が引けますが、今日のガブローシュは声がよく出ていなくて残念でした。声の調子が悪いだけで本来はもっと良い声なのかもしれませんが、ガブローシュの決めのセリフで声がよく通らず残念だった。ガブローシュの最期に投げるカバン、今日は無事に砦の中に届きました。
 エポニーヌが死ぬ場面で、遠巻きに見守っていた砦の若者の輪の中にガブローシュも居ました。エポニーヌの死をみとってガブローシュが大泣きしているのを今日初めて見つけました。なるほどエポニーヌはガブローシュの血のつながった姉です。悲しみもそれは大きいでしょう。泣き顔の演技もすばらしく、ガブローシュは腕で涙をぬぐっていました。

今日の出演者
ジャンバルジャン別所哲也 グランテール伊藤俊彦 
ジャベール岡幸二郎クールフェラック麻田キョウヤ
エポニーヌ坂本真綾 ジョリ横田裕市 
ファンテーヌ山崎直子コンブフェール近藤大介 
コゼット神田沙也加 フイイ石井一彰
マリウス泉見洋平 レーグル港幸樹
テナルディエ安崎求バベ丹宗立峰 
テナルディエの妻森公美子ブリジョン佐嶋宣美
アンジョルラス坂元健児プルベール上野聖太
リトルコゼット吉井乃歌 モンパルナス赤座浩彦
リトルエポニーヌ飯田汐音 クラクスー五大輝一
ガブローシュ田川颯眞買い入れ屋荒井小夜子 
Dscn7977マテロット折井理子
ファクトリーガール藤咲みどり
ジベロット深野琴美
マダム井上珠美
少年・1穂積由香
少年・2稲田みづ紀 
かつら屋本田育代

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2009年10月18日 (日)

『レ・ミゼラブル』 山口祐一郎 阿部裕 知念里奈 辛島小恵 山崎育三郎 帝国劇場

『レ・ミゼラブル』プログラム(2009年版) 山口祐一郎ジャンバルジャンの『レ・ミゼラブル』を10月17日のマチネで見てきました。
 2007年の『レ・ミゼラブル』で山口祐一郎のジャンバルジャンを初めて見ました。その時は、とても印象が悪くて、「山口祐一郎はジャンバルジャンにはふさわしくない!」と思ったのですが……。
 その後、『モーツァルト!』、『レベッカ』、『エリザベート』、『ダンス オブ ヴァンパイア』と山口祐一郎のミュージカルを見てきて、だいぶ山口祐一郎の歌声になれたんだと思います。今日は、山口祐一郎の歌声の違和感をあまり気にしないで観ていることが出来ました。(しかし、ずいぶんと山口祐一郎のミュージカルを観てきたものです。山口祐一郎の歌い方は好きでないと言いながら……)
 ジャベールの阿部裕。熱演でした。一幕の最初から、とても熱のこもった演技だと感じました。「スターズ/星よ」も素晴らしかったです。
 ファンテーヌのシルビアグラブ。コゼットの幻を見ながら息を引き取る場面の迫真の演技に、見ていて涙がはらはら落ちるのを止められませんでした。
 知念里奈のエポニーヌは、とても中性的、あるいは少年のようなキャラクターに仕上がっていました。相変わらず、声に深みが足りないところは、評価できないですが。
 辛島小恵のコゼットは、初めて見ました。やはり、オペラをやっていた(やっている?)ひとなので、高音域の歌になると、オペラ歌手のような発声です。それは音楽的には素晴らしいのかもしれないですが、オペラならぬミュージカルで、キンキンと高い声はあまり好きではありません。とはいってもそれはほんの一部のことで、とても高い音を出すのは全体の中のほんの1、2回でしたけれども。
 今日はモリクミちゃん(森久美子)が、アドリブ乱発で客を笑わせていました。『レ・ミゼラブル』はセリフが全部歌なので、アドリブを入れる隙が無い中で、絶妙のタイミングでひとこと笑わせる言葉を挟むのには感心もしました。
 今日の座席はG列18番19番。舞台からも近く、オペラグラスを使わなくても役者の表情がだいたいわかる程度の距離で、とても良い席だったと思います。いままで『レ・ミゼラブル』を観てきていても見落としていたようなことが、たくさん発見できそうな席でした。
 リトルコゼットをジャンバルジャンが振り回す場面、今日はあんまりたくさんの回数をまわしてはいなかった感じです。
 ガブローシュの最期に投げたカバン。今日は、砦とは全く違う方向に飛んで行ってしまい、砦には届きませんでした。
 かなり舞台に近い席だったのでカーテンコールのブーケ投げをキャッチできるのではないかと期待したのですが、G列ではほとんど飛んでこなかったです。もう3、4列前でないとキャッチできないのかも。
 カーテンコールはかなり盛り上がり、早々にスタンディングオベーションとなり、「祐一郎さーん」という掛け声も客席の後ろの方から聞こえてきていました。
 次の『レ・ミゼラブル』観劇は今月31日のソワレ。別所哲也ジャンバルジャンの公演を観に行く予定です。

今日の出演者
ジャンバルジャン山口祐一郎 グランテール松村曜生 
ジャベール阿部裕クールフェラック清水裕明
エポニーヌ知念里奈 ジョリ中本吉成 
ファンテーヌシルビア・グラブコンブフェール近藤大介 
コゼット辛島小恵 フイイ石井一彰
マリウス山崎育三郎 レーグル港幸樹
テナルディエ三谷六九バベ丹宗立峰 
テナルディエの妻森公美子ブリジョン佐嶋宣美
アンジョルラス松原剛志プルベール野島直人
リトルコゼット吉井乃歌 モンパルナス田中裕悟
リトルエポニーヌ飯田汐音 クラクスー梶雅人
ガブローシュ春口凌芽買い入れ屋荒井小夜子 
本日の出演者マテロット折井理子
ファクトリーガール浅野実奈子
ジベロット歌納有里
マダム井上珠美
少年・1穂積由香
少年・2里奈 
かつら屋亜久里夏代

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2009年1月24日 (土)

『レ・ミゼラブル』 帝国劇場 2009年10月11月公演

『レ・ミゼラブル』 帝国劇場 2009年10月11月公演

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2007年7月28日 (土)

『レ・ミゼラブル』 帝国劇場

 今年3回目の『レ・ミゼラブル』を観て来ました。5時開演のソワレ。 今日のジャンバルジャンは橋本さとし、ジャベールは岡幸二郎
『レ・ミゼラブル』7月28日ソワレ・「得チケ」 先週観たばかりですが、もう一度見たくなって、ネットを調べていたら、eプラスに「得チケ」という割引のチケットを見つけて、S席8500円という割引・格安チケットを買いました! チケットは当日会場渡しで、当日まで席番号は分かりません。4時の会場と同時に、イープラスの受付に並びました。でも、先着順というわけではありませんでした。席は2階席。2階のE列41番42番でした。
 土曜日のソワレですが、2階はまだ空席がたくさんありました。左右の端の方は3~4列は空席でした。そもそも舞台を観難い席で売らない席なのかもしれませんが。


 さて、初めて観る橋本さとしのジャンバルジャンですが、声が良かったです。たぶん、マイクを通さなくても良く通る声なのではないかと思いました。力強い、舞台ならではの発声で、これはこれで「あり」かなぁと感じました。歌わずに語る場面がたくさんありました。意図してやっているのか、やむなくメロディーに乗らないのか、わかりませんが、それほど違和感はありませんでした。
 今日の2階席は、音の聞こえ方が1階席前方の席で聞いたときよりも、とてもよく聞こえていました。音響的に2階の方が良く聞こえるのでしょうか。なんだか、どの人も力強い深い発声をしているように聞こえて、とても気持ちよい歌声でした。
 岡ジャベールも、今日が初めての鑑賞でした。今までのどのジャベールとも違う個性的な歌声でしたが、違和感無く好ましく聞きました。長い音もフェードアウトせずにしっかりと音符の長さ分同じ大きさで歌っているのが好感を持ちました。プロの歌だと感心しました。
 エポニーヌは笹本玲奈。2階席からでは、細かい表情はオペラグラスで見ないとわかりませんので、演技の巧拙については、特筆する事は無かったのですが、歌は硬軟自在に表情豊かで上手だなぁと感じました。
 コゼットは菊地美香。富田麻帆のコゼットよりはしっかりした感じが好印象でした。
 先週の横田剛基くんのガブローシュの最期に投げたカバンも、無事にバリケードの中の人に届いたのですが、今日のガブローシュの最期に投げたカバンは、方向がくるってバリケードの中央付近に飛んで行ってしまい、残念ながらバリケードの中には渡りませんでした。ちなみにガブローシュ役は6月30日に観た時と同じ原田光くんでした。
今日の出演者
ジャンバルジャン橋本さとし グランテール松村曜生 
ジャベール岡幸二郎*クールフェラック麻田キョウヤ+
エポニーヌ笹本玲奈 ジョリ中本吉成 
ファンテーヌシルビア・グラブ+コンブフェール近藤大介 
コゼット菊地美香 フイイ松原剛志*
マリウス藤岡正明 レーグル中井智彦+
テナルディエ駒田一*バベ櫻井太郎 
テナルディエの妻瀬戸内美八+ブリジョン藤田光之+
アンジョルラス坂元健児+プルベール上野聖太+
リトルコゼット柳下花恋 モンパルナス赤座浩彦+
リトルエポニーヌ赤石玲子 クラクスー五大輝一+
ガブローシュ原田光+買い入れ屋わたりあずさ 
Dscn6293マテロット清水彩花+
ファクトリーガール浅野実奈子+
ジベロット深野琴美+
マダム児玉奈々子+
少年・1岡村さやか+
少年・2吉岡里奈 
かつら屋亜久里夏代+
+の印は前回または前々回の時に観た2007年のキャスト。
*の印は昨年の『レ・ミゼラブル』またはその他のミュージカルで観た事のあるキャスト。

 帝劇の2階席は、席の間隔が相変わらず狭いです。私の様な体格のものには、ちょっと苦しいです。1階席は、それなりの足の置き場があるのだけれど、2階席はきつい。階段状の床を直さないと席の間隔を広げる事は出来ないだろうから、そう簡単には改修できないのだろうとは思いますが。『マイ・フェア・レディ』を見たときも、確か2階席できつかったのを思い出しました。
 今年の過去2回の鑑賞は、1階席の前のほうだったので、舞台を見上げる感じで舞台の床が見えていませんでした。今日2階席からの鑑賞で、舞台床が見えて新鮮でした。臨場感には欠けるかもしれないですが、2階はまた別の良さもあります。
 今日も食事は有楽町の駅のコンビニで買って行ったおにぎりとお茶で済ませてしまいました。
 カーテンコールが終わって8時10分ごろ。新宿9時のロマンスカーに、今日は余裕で間に合いました。
 今年の『レ・ミゼラブル』は、これで最後かなぁ。
『レ・ミゼラブル』過去の鑑賞
2006年4月22日・日生劇場(別所哲也/鈴木綜馬)
2007年6月30日・帝国劇場(別所哲也/今拓哉)
2007年7月21日・帝国劇場(山口祐一郎/阿部裕)

7月28日ソワレのブログ:

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2007年7月21日 (土)

『レ・ミゼラブル』 帝国劇場

『レ・ミゼラブル』20周年記念プログラム 今年2回めの『レ・ミゼラブル』を見て来ました。17時開演のソワレ。ジャンバルジャンは山口祐一郎、ジャベールは阿部裕でした。
 今日の席はC列14番、15番。だいぶ下手(左側)によってはいますが前から3列目です。舞台上の俳優の表情が、オペラグラスを使わなくてもはっきりと見える席で、3週前に見たときよりも、細かな発見がたくさんありました。やっぱり、席は前のほうが良いなぁと改めて思った次第です。
 山口祐一郎のジャンバルジャンですが、ちょっと歌い方がジャンバルジャンには合わないかなぁと、思いました。去年、今年と2回続けて別所哲也のジャンバルジャンを見て、その印象が強くて、今日の感想に影響を与えている事は十分あるかとは思いますが。山口祐一郎はテノールですか。声がシャープで太くなく、年老いたジャンバルジャンの声には合わない感じがしました。もっと若々しい役が山口祐一郎にはお似合いなのではないでしょうか。
 モノローグの心のうちを歌い上げるときも、声質が高くて深みに欠け、苦悩がうまく表れていないように思いました。
 ファンティーヌはシルビア・グラブ。舞台に近い席なので、細かい芝居も良く見えます。ファンティーヌの最期、コゼットの幻影を見るファンティーヌの表情は、とても優しい母親の表情をつくっていて、素晴らしい演技をしていました。ファンティーヌは去年の日生劇場で観たときもシルビア・グラブでした。やはり、続投の役者は、それなりに演技に磨きをかけているのでしょう。
 マリウスは小西遼生。3週前に見たときと同じ俳優。家内は、彼のハンサムな顔立ちが、気に入ったようです。マリウスの演技も、3週前に見たときより、とてもたくさんの細部に気が付きました。今日改めて気が付いたのですが、マリウスってエポニーヌともコゼットとも舞台の上でキスをしているのですね。エポニーヌの最期の直前にエポニーヌとキスを、コゼットとの結婚式のときにコゼットとキスを。役得ですねぇ。(^^)

今日の出演者
ジャンバルジャン山口祐一郎グランテール伊藤俊彦+
ジャベール阿部裕 クールフェラック清水裕明 
エポニーヌ坂本真綾*ジョリ横田裕市+
ファンテーヌシルビア・グラブ*コンブフェール菊地まさはる+
コゼット富田麻帆+フイイ石井一彰+
マリウス小西遼生+レーグル中井智彦+
テナルディエ安崎求+バベ丹宗立峰+
テナルディエの妻瀬戸内美八 ブリジョン佐嶋宣美 
アンジョルラス原田優一*プルベール野島直人 
リトルコゼット高橋りか+モンパルナス赤座浩彦+
リトルエポニーヌ佐藤瑠花+クラクスー五大輝一+
ガブローシュ横田剛基 買い入れ屋荒井小夜子+
Dscn1310マテロット清水彩花 
ファクトリーガール浅野実奈子+
ジベロット歌納有里 
マダム児玉奈々子+
少年・1穂積由香 
少年・2稲田みづ紀+
かつら屋亜久里夏代 
+の印は前回の時に観た2007年のキャスト。
*の印は昨年の『レ・ミゼラブル』またはその他のミュージカルで観た事のあるキャスト。

カーテンコールのブーケ カーテンコールの恒例のブーケ投げですが、今日はゲットしました! 去年の日生劇場から数えて、3度目の正直!、3度目にしてやっと取りました。取りましたというよりも、現実には、家内の膝の上に落ちてきたと言うのが正しいところです。何も苦労しないで、空から降ってきたわけです。何役の役者さんかは分からないのですが、アンサンブルの男性俳優が投げてくれたブーケが家内の膝の上に落ちてきました。
 終演はカーテンコールが始まったのが8時5分ごろ。カーテンコールが終わったのが8時15分頃でした。
『レ・ミゼラブル』過去の鑑賞
2006年4月22日・日生劇場(別所哲也/鈴木綜馬)
2007年6月30日・帝国劇場(別所哲也/今拓哉)
7月21日ソワレのブログ:

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2007年6月30日 (土)

『レ・ミゼラブル』 帝国劇場

『レ・ミゼラブル』プログラム 帝国劇場で『レ・ミゼラブル』を観てきました。12時開演のマチネ。ジャンバルジャンは別所哲也。ジャベールは今拓哉。
 今日は、とても良い席でした。H列の30番31番。前から8列目のほぼ中央です。舞台セットも、ちょうど良く見える位置だったのではないかなと思います。
 去年の日生劇場で観た『レ・ミゼラブル』は、セットよりも舞台の方が大きいような感じで、1幕の貧民街も2幕のバリケードもどこかこじんまりとした感じだったのですが、今日のバリケードはとても大きく感じられました。
 去年観た『レ・ミゼラブル』も、ジャンバルジャンは別所哲也でした。別所哲也のジャンバルジャン2回目の鑑賞です。低域から高域まで、そつなく歌いこなし、重厚感のあるジャンバルジャンでした。
 他の出演者の歌は、みな硬い声質で、伸びやかな歌声はありませんでした。伸びやかに歌う曲など無い、ということなのかもしれませんが、「これは美しい歌声だ」と思わせる曲は残念ながらありませんでした。
 今日は物理的にも舞台が近く、役者の演じる感情が良く伝わって来ていました。昨年の日生劇場での『レ・ミゼラブル』よりは、格段に楽しめました。
 銀の食器を盗む教会で、一緒に食卓を囲んでいる女性の中に、森久美子を見つけました。見つけたのは家内なんですが。ティナルディエの妻として舞台に登場する前に、こんなシーンで出ていたのだと知り、大発見した気分でした。
 ファンティーヌは山崎直子。やはり硬質の歌声で、私はあまり好きではない歌い方ですが、好演していました。どこと無く岩崎宏美のファンティーヌをほうふつとさせるところがありました。
 ガブローシュが敵に撃たれて、最後の力をふりしぼって投げるカバン、今日は無事に味方の手に届きました。
 バリケードで撃たれて死んだ学生の、体が逆さまになって死んでいる学生。去年は、もっと長い間、逆さづりで放っておかれたような気がするのだけれど、今日はさっさと場面が変わってしまった感じ。
開演前の舞台 ジャンバルジャンがマリウスを背負って下水道を進む場面。ずっとマリウスを肩に背負っているのではなかったのでしたっけ? 抱きかかえたり、肩を組んで歩かせたりと、苦労しながら連れて行く演技は、去年観たときの記憶に残っていないのですが……。
 エポニーヌは新妻聖子。エポニーヌも歌がイマイチの感でした。
 富田麻帆のコゼットは「良く頑張りました」的な歌でした。
 バリケードのシーンで、誰だったか、声が裏返ってしまっていました。

今日の出演者
ジャンバルジャン別所哲也*グランテール伊藤俊彦*
ジャベール今拓哉 クールフェラック麻田キョウヤ
エポニーヌ新妻聖子 ジョリ横田裕市 
ファンテーヌ山崎直子 コンブフェール菊地まさはる 
コゼット富田麻帆 フイイ石井一彰 
マリウス小西遼生 レーグル中井智彦 
テナルディエ安崎求*バベ丹宗立峰 
テナルディエの妻森公美子*ブリジョン藤田光之 
アンジョルラス坂元健児*プルベール上野聖太 
リトルコゼット高橋りか モンパルナス赤座浩彦 
リトルエポニーヌ佐藤瑠花 クラクスー五大輝一 
ガブローシュ原田光 買い入れ屋荒井小夜子 
本日の出演者マテロット折井理子 
ファクトリーガール浅野実奈子*
ジベロット深野琴美 
マダム児玉奈々子 
少年・1岡村さやか 
少年・2稲田みづ紀 
かつら屋本田育代 
*の印は昨年の『レ・ミゼラブル』またはその他のミュージカルで観た事のあるキャスト。


 カーテンコールの恒例のブーケ投げですが、今日はキャッチしました! でも、私の前の席の人と取り合いの末に取った感じで、それでも十分に私の成果であると思ったのですが、私とブーケを取り合った前列の席の人はご婦人! 女性からブーケを奪い取ったと言うのでは気分が悪いので、そのご婦人に私が取ったブーケを渡しましたよ。残念! そのオバサン……、もとい、そのご婦人、礼も言わなかったな。ニャロメ!
 カーテンコールでは、何度目かに出て来たあと、舞台から戻るときに、別所哲也がファンティーヌ・山崎直子を、「お姫様抱っこ」して舞台から去ろうとしたら、今拓哉ジャベールが二人を意味ありげにじーっと見つめて、笑いを取っていました。
 カーテンコールでは、誰も話はせずに終わりました。
 最後には、客席全員がスタンディングオベーションしていたようです。
 今日は、新宿で11時くらいだったので、帝劇に着いたのは11時半前後だったと思います。昼食は有楽町の駅のコンビニでおにぎりとお茶を買って行き、開演前の客席で食べました。客席の飲食は禁止だと思うのですが、ロビーのベンチも足りなくて、客席で飲み食いしている人も結構いました。開演前はOKなんでしょうか。食べている人の近くを劇場の係員が通っても、何も言っていませんでした。
 1幕、2幕の間の休憩は、劇場地下のトイレへ行き、混んでいる女性トイレから出てくる家内を待っていて時間が終わってしまった感じでした。 3時過ぎに終演。
 劇場を出る際に、「雨が降ってきましたので、地下から出ると雨に濡れなくて済みます」とアナウンスがあり、それに従って地下から劇場を出て、有楽町線に乗りました。
 4時10分新宿発のロマンスカーに乗って帰ってきました。
6月30日マチネのブログ:

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2007年4月24日 (火)

日本初演20周年記念 『レ・ミゼラブル』 

 『ジキル&ハイド』の会場でもらったチラシの束の中に入っていた一枚です。
『レ・ミゼラブル』
配役6月30日7月21日
ジャン・バルジャン別所哲也山口祐一郎
ジャベール今拓哉阿部裕
エポニーヌ新妻聖子坂本真綾
ファンテーヌ山崎直子シルビア・グラブ
コゼット富田麻帆
マリウス小西遼生
テナルディエ安崎求
テナルディエの妻森公美子瀬戸内美八
アンジョルラス坂元健児原田優一
 6月30日マチネと7月21日ソワレのチケットを買ってあります。別所哲也のジャン・バルジャンは昨年観て2回めです。山口祐一郎のジャン・バルジャンは初めてです!

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2006年4月23日 (日)

レ・ミゼラブル (日生劇場)

File0011 日生劇場での公演、ミュージカル『レ・ミゼラブル』4月22日のマチネを観て来ました。
 今日のジャンバルジャンは別所哲也でした。別所哲也の歌声は、なかなか良かったです。表情豊かで、力強い歌い方から、優しい歌い方まで、高い声、低い声、どれもみな素晴らしくて聞きほれました。
 『レ・ミゼラブル』を観たのは、これで2度目。1度目は、もう10年以上も前で、帝劇で観ました。そのときのジャンバルジャンは滝田栄でした。
 今回は、劇場も日生劇場と変わり、演出も小さなところが少しづつ変わっていたように思いました。もっとも10年以上も前の記憶との比較なので、記憶違いの可能性も大きいのですが。
 今回の座席は1階F列。前から6列目です。舞台が間近で、とても臨場感があり、良かったです。
 最後のカーテンコールで、舞台から客席に向かって小さな花束が投げられました。出演者ひとりがひとつづつの花束を投げたのですが、その中のひとつが、ちょうど私の席の近くに落ちました。私のとなりの席の女性が見事にキャッチしていました。
 

今日の出演者
ジャンバルジャン別所哲也グランテール伊藤俊彦
ジャベール鈴木綜馬クールフェラック横田大明
エポニーヌ坂本真綾ジョリSHINGO
ファンテーヌシルビア・グラブコンブフェール角川裕明
コゼット剱持たまきフイイ中右貴久
マリウス泉見洋平レーグル大須賀ひでき
テナルディエ駒田一バベ若泉亮
テナルディエの妻森久美子ブリジョン鈴木良一
アンジョルラス坂元健児プルベール萬谷法英
リトルコゼット春山椋モンパルナス森隆二
リトルエポニーヌ蛭薙ありさクラクスー沓沢修一郎
ガブローシュ大久保祥太郎 買い入れ屋三木麻衣子
Vfsh0011_1マテロット高島みほ
ファクトリーガール鈴木智香子
ジベロット史桜
マダム井上珠美
少年・1村井麻由美
少年・2浦壁多恵
かつら屋今泉りえ

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