『レ・ミゼラブル』 山口祐一郎 阿部裕 知念里奈 辛島小恵 山崎育三郎 帝国劇場
山口祐一郎ジャンバルジャンの『レ・ミゼラブル』を10月17日のマチネで見てきました。
2007年の『レ・ミゼラブル』で山口祐一郎のジャンバルジャンを初めて見ました。その時は、とても印象が悪くて、「山口祐一郎はジャンバルジャンにはふさわしくない!」と思ったのですが……。
その後、『モーツァルト!』、『レベッカ』、『エリザベート』、『ダンス オブ ヴァンパイア』と山口祐一郎のミュージカルを見てきて、だいぶ山口祐一郎の歌声になれたんだと思います。今日は、山口祐一郎の歌声の違和感をあまり気にしないで観ていることが出来ました。(しかし、ずいぶんと山口祐一郎のミュージカルを観てきたものです。山口祐一郎の歌い方は好きでないと言いながら……)
ジャベールの阿部裕。熱演でした。一幕の最初から、とても熱のこもった演技だと感じました。「スターズ/星よ」も素晴らしかったです。
ファンテーヌのシルビアグラブ。コゼットの幻を見ながら息を引き取る場面の迫真の演技に、見ていて涙がはらはら落ちるのを止められませんでした。
知念里奈のエポニーヌは、とても中性的、あるいは少年のようなキャラクターに仕上がっていました。相変わらず、声に深みが足りないところは、評価できないですが。
辛島小恵のコゼットは、初めて見ました。やはり、オペラをやっていた(やっている?)ひとなので、高音域の歌になると、オペラ歌手のような発声です。それは音楽的には素晴らしいのかもしれないですが、オペラならぬミュージカルで、キンキンと高い声はあまり好きではありません。とはいってもそれはほんの一部のことで、とても高い音を出すのは全体の中のほんの1、2回でしたけれども。
今日はモリクミちゃん(森久美子)が、アドリブ乱発で客を笑わせていました。『レ・ミゼラブル』はセリフが全部歌なので、アドリブを入れる隙が無い中で、絶妙のタイミングでひとこと笑わせる言葉を挟むのには感心もしました。
今日の座席はG列18番19番。舞台からも近く、オペラグラスを使わなくても役者の表情がだいたいわかる程度の距離で、とても良い席だったと思います。いままで『レ・ミゼラブル』を観てきていても見落としていたようなことが、たくさん発見できそうな席でした。
リトルコゼットをジャンバルジャンが振り回す場面、今日はあんまりたくさんの回数をまわしてはいなかった感じです。
ガブローシュの最期に投げたカバン。今日は、砦とは全く違う方向に飛んで行ってしまい、砦には届きませんでした。
かなり舞台に近い席だったのでカーテンコールのブーケ投げをキャッチできるのではないかと期待したのですが、G列ではほとんど飛んでこなかったです。もう3、4列前でないとキャッチできないのかも。
カーテンコールはかなり盛り上がり、早々にスタンディングオベーションとなり、「祐一郎さーん」という掛け声も客席の後ろの方から聞こえてきていました。
次の『レ・ミゼラブル』観劇は今月31日のソワレ。別所哲也ジャンバルジャンの公演を観に行く予定です。
| 今日の出演者 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ジャンバルジャン | 山口祐一郎 | グランテール | 松村曜生 | ||
| ジャベール | 阿部裕 | クールフェラック | 清水裕明 | ||
| エポニーヌ | 知念里奈 | ジョリ | 中本吉成 | ||
| ファンテーヌ | シルビア・グラブ | コンブフェール | 近藤大介 | ||
| コゼット | 辛島小恵 | フイイ | 石井一彰 | ||
| マリウス | 山崎育三郎 | レーグル | 港幸樹 | ||
| テナルディエ | 三谷六九 | バベ | 丹宗立峰 | ||
| テナルディエの妻 | 森公美子 | ブリジョン | 佐嶋宣美 | ||
| アンジョルラス | 松原剛志 | プルベール | 野島直人 | ||
| リトルコゼット | 吉井乃歌 | モンパルナス | 田中裕悟 | ||
| リトルエポニーヌ | 飯田汐音 | クラクスー | 梶雅人 | ||
| ガブローシュ | 春口凌芽 | 買い入れ屋 | 荒井小夜子 | ||
![]() | マテロット | 折井理子 | |||
| ファクトリーガール | 浅野実奈子 | ||||
| ジベロット | 歌納有里 | ||||
| マダム | 井上珠美 | ||||
| 少年・1 | 穂積由香 | ||||
| 少年・2 | 里奈 | ||||
| かつら屋 | 亜久里夏代 | ||||
| 固定リンク | トラックバック (0)




















最近のコメント