ミュージカル 『ウーマン・イン・ホワイト』 笹本玲奈 田代万里生 青山劇場
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『マイ・フェア・レディ』を観て以来の2ヶ月ぶりの帝劇に行ってきました。ミュージカル 『ミー&マイガール』、17時開演のソワレを見てきました。
『ミー&マイガール』、最初はあまり興味が無かったのですが、チケット販売サイト「カンフェティ」で割引チケットが販売されていたので、「ついふらふらと」チケットを買ってしまいました。(S席12500円が7200円でした)
座席はQ列の5番、6番。特に観難いということは無くて、7200円はお得な買い物をした気分でした。(ちなみに、自分の席の前方は20席ほどまとまって空席でした。やはり「レ・ミゼラブル」のようなビッグタイトルのミュージカルで無いと、帝劇を満席にするのは大変なのでしょうねぇ……)
『ミー&マイガール』は今回が初めての観劇です。ストーリーは単純で、あまり劇的な展開はありませんでしたが、舞台装置がそれなりに立派でしたし、出演者もベテランがそろっていますので、帝劇のS席チケット代に見合うエンターテイメントでしょう。
コメディですので、細かいギャグで笑わせる演技も満載で、井上芳雄のコミカルな演技もまた面白かったです。しかし、やはり2枚目の井上芳雄が道化になりきれていないような感じがして、「笑い」も中途半端なものになっていたように思いますが、どうでしょうか。
ミュージカルでの井上芳雄を聴くのは、私は『モーツァルト』に続いて2回目です。井上芳雄の歌声は声量も技巧も申し分ないところですが、ばりばりと力強い歌声ばかりで、「やわらかさ」のある歌声をもっと聴いてみたいところです。
笹本玲奈は、今日は顔がまん丸に見えましたが、少し太られたのでしょうか。メイクでそのように見えるだけなのかもしれませんが。3月に『回転木馬』で観て以来でしたが、体形も少しふっくらされたような気がしました。笹本玲菜の歌声は絶好調で、低域から高域まで、実にうまく「聴かせる」歌を歌っていました。今日の役は、恋人を愛する若い女性の役で、現実に近い役だったのではないかと思いますが、愛くるしさ満開でとてもかわいい愛すべきキャラクターに仕上がっていました。
「かなめさん」涼風真世も最高でした。コミカルな演技のあと、少しはにかむようにみえるのが、とてもかわいらしく魅力的です。ネットで調べると私や家内よりひとつ年上のようなのですが、全然そのようには見えなくて若々しく素敵です。歌声だけでなく、台詞の声もたくさんの表情を持ち使い分けているところは、さすが宝塚で基礎を身につけた実力のなせる技かと思いました。とにかくきれいな人ですね。素敵です。
草刈正雄は、舞台で見るのはたぶん今日が初めてでした。私が最初に『マイ・フェア・レディ』を観た時は、もうすでにヒギンズ教授は石井一孝だったので、草刈正雄のヒギンズ教授は観たことがないのですが、きっとヒギンズ教授のイメージにぴったりだったことと想像しています。劇中終盤で、サリーを上流階級の言葉遣いに直すのに良い友人を知っていると言って「ヒギンズ教授」を紹介する台詞があり、ミュージカル好きにしか通じないギャグに、にんまりと笑ってしまいました。
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ミュージカル『回転木馬』を観てきました。3月20日午後1時からのイープラス貸切公演で、上演後に主演の笹本玲奈と浦井健治のトークショーもありました。
始まってしばらくはセリフも歌もないシーンが続きました。バレエのようにダンスと演技だけで物語を表現していました。あらかじめホームページなどでストーリーを把握していたので無理なくついて行けましたが、まったく予備知識のない人が、冒頭の数分間のシーンでそれを理解できたのかわかりません。
バレエで活躍している人も出演していて、私のようなバレエをあまり見たことのない素人が見ても素晴らしい技巧なのだろうと思うような美しい体の動きのダンスがありました。しかし、見慣れたミュージカルのダンスとは違い、違和感を感じてしまいます。
浦井健治がいつもの2枚目役とは違い、落ちぶれた「ワル」のような役で、これまた違和感がありました。浦井健治の歌う歌も、いまひとつ輝きが足りなく思いました。浦井健治演じるビリーの魅力がうまく表現できていないと思いました。主人公ジュリーが、冷たくされても愛し続けているその理由が、まったく伝わってきません。
名作ミュージカルにしては、耳に残る歌が無かったようにも思います。
笹本玲奈は、幸薄い耐える女の役なのですが、好演していました。
坂元健児が、コミカルな面も出ていて、目立っていました。
安奈淳は、期待したほどの歌声でなく、少し高音域に入るとファルセットになり力強さが欠けてしまい、歌の魅力が減じてしまっていたように感じました。
舞台が終わって暗転して薄幕が下りても、拍手が起きませんでした。そのくらいあっけない盛り上がりの無いエンディングでした。再び幕が上がり、カーテンコールのために出演者が並んで立っているのを見て、初めて芝居が終わったのだと観客が理解して拍手が沸き起こりました。
このエンディングに象徴されるように、物語がつまらなかったです。観客の期待を引っ張ってゆくような「力」が無く、平板でした。
カーテンコールが終わってから20分ほどの休憩をはさんでトークショーが始まりました。
演技をしていない素の浦井健治の「しゃべり」を初めて聞きましたが、なんか舞台上の二枚目の雰囲気とは全然違う、そのへんの「兄ちゃん」みたいな喋り方で、驚くと共に少しがっかりしました。
笹本玲奈は負けん気の強い、芯がしっかりした性格の一端が垣間見られるトークでした。
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楽しみに待っていた『ミス・サイゴン』。今シーズン1回目の鑑賞をしてきました。
今日の出演者は、エンジニアが筧利夫、キムが笹本玲奈、クリスは去年観た『レ・ミゼラブル』でマリウスを演じていた藤岡正明、ジョンが『レ・ミゼラブル』で去年とその前の日生劇場公演でもアンジョルラスを演じていた坂元健児でした。
『ミス・サイゴン』は私は初めての鑑賞、家内は初演の1992年版を見ているそうですが、なにしろ16年も前でヘリコプターが舞台に降りてきたことしか覚えていないありさまで、夫婦二人とも初めて観るようなものでした。
だいぶ前に東宝のサイトからCDを買って、歌を聞いていたので、私はストーリーはつかんでいましたが、CDを聞いただけなので、どのような舞台演出になっているのか楽しみにしていました。
あらかじめCDを聞いていたのは良かったのか悪かったのか。市村正親のエンジニアを聞きこんできて、筧利夫のエンジニアはどんなふうになるのだろうと期待していたのですが、CDの市村正親に比べると、筧利夫は歌の表情に乏しく技巧はいまひとつの感じを受けました。
音響の要因もあるのかもしれないですが、歌がどの役者も一本調子で、熱唱しているのは伝わるのですが、歌で演技をしていただろうかと問われたら首をかしげたくなります。見る側の集中力の要因もあるかもしれませんが、舞台の上の俳優が演じる役の気持ちに、うまく同調できなかった感じです。
| 今日の出演者 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
![]() | エンジニア | 筧利夫 | |||
| キム | 笹本玲奈 | ||||
| クリス | 藤岡正明 * | ||||
| ジョン | 坂元健児 *** | ||||
| エレン | RiRiKA | ||||
| トゥイ | 神田恭兵 * | ||||
| ジジ | 菅谷真理恵 | ||||
| タム | 首藤勇星 | ||||
| 青木真由子 | 安藤由紀 | ||||
| 唐沢美帆 | 佐々木由布 | ||||
| 園田弥生 | 浜田順子 | ||||
| 穂積由香 * | 水野里香 | ||||
| 赤座浩彦 | 麻田キョウヤ * | ||||
| 板垣辰治 * | 猪原光浩 | ||||
| 植木達也 | 片根暢宏 | ||||
| 菊地まさはる * | 五大輝一 * | ||||
| 小森創介 | 櫻井太郎 | ||||
| 佐野信輔 | 島田邦人 | 杉野俊太郎 | 鈴木雄太 | 高原紳輔 | 高山光乗 |
| 土屋研二 * | 土倉有貴 | 野島直人 * | 羽山隆次 | 藤田光之 * | 星潤 |
物語の舞台がエンジニアの経営する「風俗店」や、タイの歓楽街のキャバレーなので、セクシーな演技も盛りだくさん。ご婦人方が周りにいるので、すけべぇ面(づら)をして眺めるわけにもいかず(!)困ります。すけべぇな好奇心でオペラグラスでのぞいて観察しましたが、1幕の「ドリームランド」ではホステスの太ももを撫でる客や、ホステスの腹に顔を埋めるGIなど、なかなか過激! 女優も大変だと思います。キムもベッドの上で、客席に背を向けてブラジャーを外す演技もあり、あれはどうなっているのでしょう?
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青山劇場でミュージカル『ウーマン・イン・ホワイト』を観てきました。
事前の予備知識はほとんど無しに観に行ったので、主役は別所哲也なのかと思っていましたが、主役は笹本玲奈のようでした。笹本玲奈はほとんど舞台上に出ずっぱりでした。
笹本玲奈は堂々としていて30代ぐらいの年齢の大人っぽい雰囲気を演じていました。最初に舞台に現れたとき、誰だかわかりませんでした。とても22歳の女の子とは思えない落ち着きのある女性を演じていました。笹本玲奈の役は舞台にひとり立ってソロで歌う曲がたくさんあって、例えるならレ・ミゼラブルのエポニーヌの『オン・マイ・オウン』が5回くらいあるようなものです!?
笹本玲奈の妹役の神田沙也加も予想外に上手に歌っていました。ときおり松田聖子のような歌声を出していました。親娘は似るものですね。
神田沙也加を交えての3重唱も何度もありましたがきれいにハモっていました。
別所哲也はレ・ミゼラブルでしか見たことなかったので若者役の歌声は初めて聞きましたが、とても良い声で、聞いていて気持ち良いです。 今日の別所哲也の役は貧乏画家で、お金持ちの姉妹(笹本玲奈が姉で、神田沙也加が妹)に絵を教えに来る家庭教師の役でした。姉妹はともに、別所哲也演じる家庭教師に恋をしますが、別所哲也は妹の方を愛するようになります。しかし、妹には亡くなった父親の決めた「いいなずけ」がいると、姉は別所哲也と神田沙也加の仲を裂いてしまいます。そんな若々しい純粋な恋をする青年の役でも、そつなく違和感無くこなす別所哲也は力量があるのだと思います。
神田沙也加も立派でしたよ。高音のファルセットの切り替えも上手だったし、歌が破綻する事も無かったです。
今日の『ウーマン・イン・ホワイト』は、オペラ座の怪人やキャッツの作曲家の、アンドリュー・ロイド=ウェーバーの作曲で、曲が良いとの前評判でしたが、それほど耳に残る曲はなかったかなぁ……。ストーリーが良かったので、劇として面白かったです。サスペンス物で、最後まで謎が解けずに観客の興味をひきつけます。たぶん2〜3年のうちに再演されるのではないかと期待します。
| 出 演 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| マリアン・ | 笹本玲奈 | ローラ・ | 神田沙也加 | ウォルター・ | 別所哲也 |
| パージヴァル・グライド卿 | 石川禅 | 謎の白いドレスの女 | 山本カナコ | フェアリー氏 | 光枝明彦 |
| フォスコ伯爵 | 上條恒彦 | ||||
| 板垣辰治 | 岩田元 | 大野博 | 越智則秀 | 香取新一 | 神田恭兵 |
| 斉藤直樹 | 俵和也 | 早川正 | 原慎一郎 | 家塚敦子 | 池谷京子 |
| 今泉由香 | 杵鞭麻衣 | 史桜 | 鈴木結加里 | ちあきしん | 福富美幸 |
| 南智子 | 斉藤瑛梨寿 | ||||
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今年3回目の『レ・ミゼラブル』を観て来ました。5時開演のソワレ。 今日のジャンバルジャンは橋本さとし、ジャベールは岡幸二郎。
先週観たばかりですが、もう一度見たくなって、ネットを調べていたら、eプラスに「得チケ」という割引のチケットを見つけて、S席8500円という割引・格安チケットを買いました! チケットは当日会場渡しで、当日まで席番号は分かりません。4時の会場と同時に、イープラスの受付に並びました。でも、先着順というわけではありませんでした。席は2階席。2階のE列41番42番でした。
土曜日のソワレですが、2階はまだ空席がたくさんありました。左右の端の方は3~4列は空席でした。そもそも舞台を観難い席で売らない席なのかもしれませんが。
| 今日の出演者 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| ジャンバルジャン | 橋本さとし | グランテール | 松村曜生 | ||
| ジャベール | 岡幸二郎 | * | クールフェラック | 麻田キョウヤ | + |
| エポニーヌ | 笹本玲奈 | ジョリ | 中本吉成 | ||
| ファンテーヌ | シルビア・グラブ | + | コンブフェール | 近藤大介 | |
| コゼット | 菊地美香 | フイイ | 松原剛志 | * | |
| マリウス | 藤岡正明 | レーグル | 中井智彦 | + | |
| テナルディエ | 駒田一 | * | バベ | 櫻井太郎 | |
| テナルディエの妻 | 瀬戸内美八 | + | ブリジョン | 藤田光之 | + |
| アンジョルラス | 坂元健児 | + | プルベール | 上野聖太 | + |
| リトルコゼット | 柳下花恋 | モンパルナス | 赤座浩彦 | + | |
| リトルエポニーヌ | 赤石玲子 | クラクスー | 五大輝一 | + | |
| ガブローシュ | 原田光 | + | 買い入れ屋 | わたりあずさ | |
![]() | マテロット | 清水彩花 | + | ||
| ファクトリーガール | 浅野実奈子 | + | |||
| ジベロット | 深野琴美 | + | |||
| マダム | 児玉奈々子 | + | |||
| 少年・1 | 岡村さやか | + | |||
| 少年・2 | 吉岡里奈 | ||||
| かつら屋 | 亜久里夏代 | + | |||
| +の印は前回または前々回の時に観た2007年のキャスト。 *の印は昨年の『レ・ミゼラブル』またはその他のミュージカルで観た事のあるキャスト。 | |||||
| 『レ・ミゼラブル』過去の鑑賞 |
| ■2006年4月22日・日生劇場(別所哲也/鈴木綜馬) |
| ■2007年6月30日・帝国劇場(別所哲也/今拓哉) |
| ■2007年7月21日・帝国劇場(山口祐一郎/阿部裕) |
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